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【EC事業者向け】売上UPのための商品ページの作り方

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ECサイト

 ECサイトを運営しているが、売り上げ増加のための商品ページの作り方がわからない、どう改善していいか分からない。こんなお悩みはありませんか?この記事では、ECサイトの商品ページの改善ステップ、実際に改善する際のポイントについて説明させていただきますので、ぜひ最後までお読みください。

ECサイト商品ページ改善ステップ

ECサイト商品ページ改善ステップ

 ECサイトの商品ページの改善には、以下のようなステップが必要です。

アクセスは多いが、CVRが低いページを見つける

 まず、アクセスは多いがCVR(=商品の購入率)が低いページを見つけるようにしましょう。なぜこういったページを見つけるのがいいかというと、需要があるのにもかかわらず商品ページで商品の魅力を十分に伝えられていない可能性があり、また多くのアクセスを集めていることから改善の効果がより大きく見込めるからです。

訪問元とデバイスを把握する

 また訪問元と使用されているデバイスについても把握するようにしましょう。最も多い流入経路が広告からならページの内容を広告に合わせる、検索からなら流入につながっているキーワードをページ内に盛り込むなど、訪問元によって改善方針が異なってくるため必ずチェックしましょう。またPCとスマートフォンどちらのアクセスが多いのかもチェックしましょう。アクセス数の多いデバイス向けのページデザインを優先的に改善することで、効果が現れやすくなります。

改善し検証する

PDCAサイクル

 売り上げを増やしていくためには、一度改善して終わりではなく、改善と検証のPDCAサイクルを繰り返していくことが重要です。

 具体的には、以下のようなサイクルを繰り返します。

 Plan:現在の課題から改善の目標を設定して、改善計画を立てる

 Do:改善計画を実行して課題を解決する

 Check:改善の効果を検証する

 Action:再度ECサイトを分析し、課題を発見する

 ECサイトの場合、改善の効果はCVRの増減に現れますので、CVRが増えているか減っているかで再度ECサイトを分析し、課題を発見し、また改善計画を立てて課題を解決していくようにしましょう。課題すべてに取り組むには限界があるので、発見した課題には優先順位をつけ、大きな効果が見られそうなものから改善していくのがおすすめです。

ECサイト商品ページ改善ポイント

ECサイト商品ページ改善ポイント

スマホファースト

 まず、スマホで見やすいスマホファーストの商品ページになっているかをチェックしましょう。サイト制作はPC画面で行うことが多いですが、実際に顧客がECサイトを利用するのはスマートフォンが多くなってきています。PCには多くの情報を掲載しているがスマートフォンのページには情報が少ないというケースも多いですが、顧客はスマートフォンで見たサイトをわざわざPCで調べ直そうとはしないので、スマホファーストになっていない商品ページは機会損失につながってしまいます。また、情報量だけでなく、デザインや見やすい写真サイズ、文字サイズにも気を配るようにしましょう。

大きくてきれいな写真を使用する

 ECサイトでは店舗で買い物をするのと違い、実際の商品を見ることができません。そのため、前からだけでなく後ろや横などから撮影した解像度の高い写真を載せるようにしましょう。また暗い場所で撮ったり、背景に別のものがうつってしまったりしているなど、魅力的に見えない写真になってしまわないよう照明や背景にもこだわって撮影するのがおすすめです。写真だと魅力が伝わらない商品の場合には、動画を活用するのも良いでしょう。

製造工程、現場情報を掲載する

 製造工程や現場情報についても掲載し、ユーザーが安心して購入できるようにしましょう。特に化粧品や食料品、衣料品など、体に触れるものはどこで作られているのか、ユーザーは気にしています。また必ず国産がいいというわけではないですが、日本で作られたものは安心につながるポイントになります。

FAQ(よくある質問)を用意する

 購入前にわからないことがあると、問い合わせをせずに離脱されてしまう場合が多いです。そのため、あらかじめ寄せられそうな質問については、FAQを用意しておくようにしましょう。決済や配送方法、返品などについて記載しておくことがおすすめです。

利用規約やプライバシーポリシーを表示する

 ユーザーは初めて買い物をするECサイトの場合、個人情報を入力しなければならないため、信頼できるサイトであるかどうかを気にしています。そのため利用規約やプライバシーポリシーについてもわかりやすいところに表示しておくようにしましょう。

事例やレビューを紹介する

 購入者に実際に使用していただいた事例を載せたり、購入者からいただいたレビューを載せたりすることも効果的です。実際に購入し使用しているユーザーの声は、説明文を充実させるよりもより信用されやすい傾向にあります。実際に使用していただいた事例を載せることで、他のユーザーも『この人みたいに使用してみたい』と思わせることが可能になります。また、レビューを紹介することで、『たくさんの人が高評価のレビューを付けているから実際に良い商品そうだ』と購入を迷っている人の購入を後押しすることが可能になります。

まとめ

 いかがでしたか?ECサイトの商品ページの改善ステップ、実際に改善する際のポイントについておわかりいただけましたでしょうか。商品ページを改善し、検証していくことで、売り上げの伸びる商品ページにしていくことが可能になりますので、ぜひ出来るところから改善してみるようにしましょう。

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