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楽天TDA広告とは?配信方法や費用、効果が出にくい原因を解説

  • 楽天市場

楽天市場 TDA広告

楽天市場で商品のアクセス数を増やしたいとき、広告施策のひとつとして検討されるのが「TDA広告」です。

TDA広告は、楽天市場内のユーザーに対してバナー広告を配信できる広告で、認知拡大や再来訪の促進に活用しやすい特徴があります。

一方で、「費用対効果が合わないのではないか」「設定方法がわかりにくい」と感じている店舗様も少なくありません。

そこで本記事では、楽天TDA広告の基本や費用、配信方法、効果が出にくいケース、配信前後に確認したいポイントまで解説します。

Contents

楽天TDA広告とは?

楽天TDA広告は、楽天市場内外のユーザーに向けてバナー広告を配信できる広告です。

楽天市場内で配信するTDA広告には、「属性・行動ターゲティング」と「検索キーワードターゲティング」の2種類があります

また、属性・行動ターゲティングでは、設定内容によって楽天市場外への配信も可能です。

なお、楽天市場外への配信をさらに活用したい場合は、関連機能として「TDA-EXP(ターゲティングディスプレイ広告-エクスパンション)」も用意されています。

バナーで商品やブランドを訴求できる広告

楽天市場内のユーザー行動や属性情報などをもとに、特定のユーザーへバナー広告を表示できます。

また、配信設定によっては楽天市場外への広告配信も可能です。

RPP広告のように検索キーワードに連動して商品を表示する広告とは異なり、TDA広告はバナーを使って商品やブランドの魅力を視覚的に伝えられる点が特徴です。

楽天市場 TDA広告 ユーザー行動例

楽天のTDA広告には、以下の2種類があります。

どちらもバナー広告を配信する点は共通していますが、配信対象の決め方や掲載面が異なります。

種類 概要
属性・行動ターゲティング ユーザーの年齢・性別・居住地域・閲覧履歴・購買履歴などをもとに配信する広告
検索キーワードターゲティング 特定のキーワードで検索したユーザーに対し、検索結果ページ上部にバナーを表示する広告

属性・行動ターゲティングは、ユーザーの属性や楽天市場内での行動データをもとに配信できるため、認知拡大や再来訪の促進に活用しやすい配信方法です。

一方、検索キーワードターゲティングは、特定のキーワードで検索したユーザーに対して検索結果ページ上部で訴求できるため、検索行動に合わせて商品やブランドを見せたい場合に向いています。

楽天TDA広告の費用・課金方式

TDA広告を検討するうえで、気になるのが費用や課金方式です。

「費用対効果が合わない」と感じるケースは、広告費そのものだけでなく、目的と評価指標が合っていないことも関係します。

ここでは、TDA広告の課金方式と予算設定の考え方を整理します。

TDA広告は表示回数に応じたVimp課金で配信される

TDA広告は、広告が表示された回数に応じて課金されるVimp課金方式です。

Vimpとは「ビューアブルインプレッション」のことで、バナー広告の50%以上が1秒以上ユーザーに表示された回数を指します

クリックされた回数に応じて課金される広告ではないため、RPP広告などのクリック課金型広告とは費用の発生タイミングが異なります。

広告が表示された時点で費用が発生するため、クリック率や遷移先ページの状態もあわせて確認することが大切です。

入札単価と予算を設定して配信

TDA広告では、配信期間や予算、入札単価などを設定して広告を配信します。

入札単価は広告の配信量にも関わるため、どの程度のユーザーに広告を届けたいか、どのくらいの予算でテストしたいかを考えながら設定することが大切です。

また、設定した予算がなくなると、配信期間中であっても広告配信は停止されます。

スーパーSALEやお買い物マラソンなど、アクセスが増えやすい時期に配信する場合は、予算消化のペースもあわせて確認しておきましょう。

配信方法 入札単価の設定範囲
属性・行動ターゲティング 0.75〜10.00円 / Vimp
検索キーワードターゲティング 3.00〜10.00円 / Vimp

入札単価や予算の条件は配信方法によって異なるため、実際に設定する際はRMS上の最新情報を確認しましょう。

費用対効果を見るときは目的にあわせた判断が必要

TDA広告の費用対効果を見るときは、配信方法や目的にあわせて指標を確認することが大切です。

TDA広告は表示回数に応じて課金されるため、広告がどれだけ表示され、どれだけ商品ページへの流入につながったかを確認します。

購入獲得を重視する場合は売上やROASも確認し、認知拡大や再来訪を目的とする場合は、短期間の売上だけで判断しないようにしましょう。

楽天TDA広告のメリット

属性・行動ターゲティングではユーザー属性や購買・閲覧履歴をもとに配信でき、検索キーワードターゲティングでは検索行動に合わせて広告を表示できます。

ここでは、TDA広告を活用する主なメリットを紹介します。

楽天市場内のユーザーにバナーでアプローチできる

TDA広告は、楽天市場で商品を探しているユーザーや、楽天市場内で行動しているユーザーに対してバナー広告を表示できます。

属性・行動ターゲティングでは、年齢・性別・居住地域・閲覧履歴・購買履歴などをもとに配信対象を設定できます。

一方、検索キーワードターゲティングでは、特定のキーワードで検索したユーザーに対して、検索結果ページ上部で広告を表示できます。

配信方法によってアプローチできる場面は異なりますが、楽天市場内で購買行動をしているユーザーに接点を持てる点は共通したメリットです。

検索行動や興味関心に合わせて訴求できる

TDA広告は、ユーザーの行動や検索意図に合わせて訴求しやすい点も特徴です。

属性・行動ターゲティングでは、特定ジャンルの閲覧・購買履歴があるユーザーなどに配信できます。

商品に関心を持ちやすい層へ広告を届けたい場合に活用しやすい方法です。

検索キーワードターゲティングでは、ユーザーが検索したキーワードに合わせて広告を表示できます。

すでに特定の商品カテゴリや用途に関心を持っているユーザーへ、検索結果上でブランドや商品を見せられる点がメリットです。

バナーで商品の魅力を視覚的に伝えられる

TDA広告はバナー広告のため、商品画像やキャンペーン内容、ブランド訴求を視覚的に伝えやすい特徴があります

検索結果や楽天市場内の広告枠で画像付きの訴求ができるため、テキストだけでは伝わりにくい商品の雰囲気や利用シーンも直感的に伝えやすくなります。

特に、以下のような商材とは相性が良いでしょう。

  • 食品
  • ギフト商品
  • コスメ
  • アパレル
  • 季節イベント商品

商品の魅力を一目で伝えたい場合や、イベントにあわせて訴求したい場合に活用しやすい広告です。

認知拡大から再アプローチまで目的に応じて活用できる

TDA広告は、認知拡大だけでなく、再来訪やリピート購入の促進にも活用できます。

たとえば、検索キーワードターゲティングでは、特定のキーワードで検索しているユーザーに対して商品やブランドを印象づけることができます。

一方、属性・行動ターゲティングでは、商品ページを閲覧したものの購入に至らなかったユーザーや、過去に購入したユーザーに対して再度接点を作ることも可能です。

配信方法を使い分けることで、新規接点の創出から再アプローチまで、目的に合わせた広告配信を行いやすくなります。

楽天TDA広告の配信方法・設定の流れ

ここでは「属性・行動ターゲティング」と「検索キーワードターゲティング」の2つの配信設定について解説します。

それぞれ設定時に確認する項目や広告の表示場所が異なるため、まずは各配信方法の特徴を押さえておきましょう。

属性・行動ターゲティング配信までの3ステップ

楽天市場 属性・行動ターゲティング 申請

属性・行動ターゲティングでは、キャンペーンを登録したあと、広告画像やリンク先URLを設定し、審査完了後に配信が開始されます。

以下は、実際の掲載イメージです。

(全ての箇所に必ず掲載されるわけではないのでご注意ください。)

楽天市場 属性・行動ターゲティング 表示場所

(画像引用 楽天Navi※RMSログイン必須:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000037861

ここでは、属性・行動ターゲティングを配信するまでの基本的な流れを3つのステップに分けて確認していきましょう。

ステップ1 キャンペーンを登録

まずは、属性・行動ターゲティングの管理画面からキャンペーンを登録します。

楽天RMSトップより、広告・アフィリエイト・楽天大学>広告(プロモーションメニュー)>ターゲティングディスプレイ広告(TDA)>属性・行動ターゲティングに進み、「新規登録」ボタンをクリックします。

属性・行動ターゲティング1

次に、キャンペーン新規作成画面にてキャンペーンの内容を設定していきます。

属性・行動ターゲティング2

(画像 楽天Navi引用※RMSログイン必須:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000037240

属性・行動ターゲティングで設定するのは以下の項目です。

なお、予算、入札単価、配信ペース、対象セグメント、ステータスは配信中でも変更可能です。

番号 ブロック名 説明
1 キャンペーン名 内部管理用の名称(255文字以内)、広告原稿には掲載されません。
2 キャンペーン期間 希望開始日時、希望終了日時を入力します。(4日〜90日以内で設定可能)
3 予算 キャンペーンに登録する予算を入力します。(最低5万円〜)
4 枠限定型配信 キャンペーンを指定した枠にのみ配信可能。
5 入札単価 ¥0.75〜¥10.00 / Vimpの範囲で希望する金額を設定。
6 イベント自動入札強化 楽天市場内のイベント期間中に、入札価格を一定の割合で、自動的に強化したい場合に設定。
7 楽天市場外配信 標準:同一キャンペーン内の予算の一部が「楽天市場外」に配信。

積極:キャンペーン予算の一部もしくは全てを楽天市場外で配信可能。標準よりもさらに楽天市場外での接触機会を増やす。

なし:楽天市場内のみで配信。

8 配信ペース アクセス量に合わせて最大配信、もしくは予算ごとに均等配信から選択。

※アクセス量に合わせて最大配信を選択した場合、キャンペーン期間途中で予算を消化しきる可能性があります。

上記の項目を入力したら、規約に同意したうえで保存します。

ただし、登録後すぐに配信されるわけではなく、バナー画像や遷移先URLの入稿後に審査が行われます。

希望する開始日に配信したい場合は、余裕を持って準備しましょう。

ステップ2 画像と遷移先URLを設定する

キャンペーンを登録したら、広告に使用するバナー画像と遷移先URLを設定します。

属性・行動ターゲティング3

(画像引用 楽天Navi※RMSログイン必須:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000037861

バナー素材には、入稿画面に表示されている各サイズの画像をアップロードします。

画像形式はJPG・GIF・PNGに対応していますが、アニメーションGIFは入稿できません。

< バナー画像 サイズ>

  • 1280×200px
  • 880×320px
  • 400×800px
  • 480×360px

入稿後はキャンセルできないため、保存前に設定内容を確認しておくと安心です。

ステップ3 配信開始

バナー画像や遷移先URLの設定が完了すると、入稿内容の審査が行われます。

審査に通過した場合、設定したキャンペーン期間に沿って広告配信が開始されます。

内容に不備がある場合は修正依頼が届くため、指摘内容を確認して修正し、再度審査に進めましょう。

配信開始後は、パフォーマンスレポートで表示回数やクリック率などを確認しながら、必要に応じて改善を行いましょう。

検索キーワードターゲティング配信までの4ステップ

検索キーワードターゲティングでは、キャンペーンを登録したあと、配信キーワードやバナー画像、リンク先URLなどを設定し、審査完了後に配信が開始されます。

検索キーワードターゲティング0

検索結果ページ上部にバナーを表示できるため、どのキーワードで検索しているユーザーに広告を見せたいのかを整理しておくことが重要です。

以下は、実際の掲載イメージです。

検索キーワードターゲティング プレビュー

(画像引用 楽天Navi※RMSログイン必須:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000051914

ここでは、検索キーワードターゲティングを配信するまでの基本的な流れを紹介します。

ステップ1 キャンペーン登録

まずは、検索キーワードターゲティングの管理画面からキャンペーンを登録します。

楽天RMSトップより、広告・アフィリエイト・楽天大学>広告(プロモーションメニュー)>ターゲティングディスプレイ広告(TDA)>検索キーワードターゲティングに進み、「新規登録」ボタンをクリックします。

検索キーワードターゲティング1

以下画像のキャンペーン新規作成画面から各項目を設定して保存しましょう。

なお、予算、入札単価、配信キーワードタイプ、配信ペースはキャンペーン登録後、配信が開始しても変更可能です。

検索キーワードターゲティング2

(画像 楽天Navi引用※RMSログイン必須:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000051923

検索キーワードターゲティングで設定するのは以下の項目です。

番号 ブロック名 説明
1 キャンペーン名 内部管理用の名称(255文字以内)、広告原稿には掲載されません。
2 キャンペーン期間 希望開始日時、希望終了日時を入力します。(4日〜90日以内で設定可能)
3 予算 キャンペーンに登録する予算を入力します。(最低5万円〜)
4 入札単価 ¥3.00〜¥10.00 / Vimpの範囲で希望する金額を設定。
5 配信キーワードタイプ 登録商品に関連するキーワードに自動で配信するか、配信するキーワードを手動で設定するかを選択する。
6 配信ペース アクセス量に合わせて最大配信、もしくは予算ごとに均等配信から選択。

※アクセス量に合わせて最大配信を選択した場合、キャンペーン期間途中で予算を消化しきる可能性があります。

7 設定URL 入稿するURLの種類を商品ページをリンク先に設定する、もしくはカテゴリページ、GOLDページをリンク先に設定するから選択する。

上記の項目を入力したら、規約に同意したうえで保存します。

ただし、キャンペーンを保存してもすぐに広告配信が開始されるわけではありません。

入稿内容は審査の対象となるため、審査状況によっては希望開始日時に配信が間に合わない場合があります。

指定期間に配信するためにも、バナーやリンク先、キーワード設定などを事前に確認し、余裕を持って入稿しておきましょう。

ステップ2 キーワードの設定

キャンペーンを登録したら、広告を表示するキーワードを設定します。

検索キーワードターゲティング3

(画像引用 楽天Navi※RMSログイン必須:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000051923

キーワードを手動で設定する場合は、商品名やカテゴリ名、用途、イベント需要などをもとに、ユーザーが検索しそうなキーワードを登録します。

キーワード設定は基本的に「完全一致」となるため、商品や訴求内容に合った語句を選びましょう。

また、広告を表示したくない語句がある場合は、除外キーワードを設定できます。

除外キーワードは基本的に「部分一致」で判定されますが、表記ゆれや英字表記などは除外されない場合もあるため、配信後の検索語句を確認しながら必要に応じて追加登録することが大切です。

確認項目 ポイント
一致条件 基本は登録キーワードとの一致で表示される
表記ゆれ 一部の全角・半角、ひらがな・カタカナなどは同一ワード扱い
部分一致 別の語句が加わると表示されない可能性がある
関連性 商品の関連性が低いと表示されない可能性がある
権利面 第三者の商標や著名人名などの登録には注意が必要

ステップ3 画像・遷移先URL・商品情報を設定する

キーワードを設定したら、広告原稿としてバナー画像、遷移先URL、商品情報を入稿します。

検索キーワードターゲティング4

検索キーワードターゲティング5

(画像引用 楽天Navi※RMSログイン必須:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000051923

リンク先URLは、キャンペーン作成時に選択したURL種別に合わせて入力します。

検索キーワードターゲティングでは、商品ページ・GOLDページ・カテゴリページをリンク先に設定できますが、店舗トップページなど一部入稿できないページもあるため注意が必要です。

バナー画像は、入稿画面に表示されたすべてのサイズをアップロードします。

画像形式は、属性・行動ターゲティングと同様にJPG・GIF・PNGに対応していますが、アニメーションGIFは入稿できません。

また、商品ページ以外をリンク先にする場合は、バナーに掲載している商品の商品管理番号を入力します。

商品情報は検索キーワードとの関連性確認に使われるため、バナー・リンク先・商品情報にズレがないか確認しておきましょう。

入力内容を保存すると広告原稿の入稿が完了し、審査に進みます。

<バナー画像 サイズ>

  • 1280×200px
  • 880×320px

ステップ4 配信開始

画像・遷移先URL・商品情報の入稿が完了すると、広告原稿の審査に進みます。

審査に通過した場合、設定したキャンペーン期間に沿って広告配信が開始され、対象キーワードの検索結果ページ上部にバナー広告が表示されます。

内容に不備がある場合は修正依頼が届くため、指摘内容を確認し、バナー画像やリンク先URL、商品管理番号などを修正して再入稿しましょう。

入稿後はキャンセルできないため、保存前に設定内容を確認しておくと安心です。

TDA広告を活用しやすいケース

TDA広告は、すべての商品で同じように成果が出るわけではありません。

広告の目的や商材との相性を踏まえて活用することで、より効果を検証しやすくなります。ここでは、TDA広告を活用しやすい代表的なケースを紹介します。

新商品や季節商品の認知を広げたい

新商品や季節商品は、まず商品を知ってもらうことが重要です。

TDA広告では、バナーを使って商品の特徴やイベント性を視覚的に訴求できるため、認知拡大を目的とした配信に向いています

属性・行動ターゲティングで興味関心の近いユーザーに配信する方法もあれば、検索キーワードターゲティングで季節イベントや用途に関するキーワードを検索しているユーザーへ訴求する方法もあります。

たとえば、母の日や父の日、スーパーSALE、ギフトシーズンなど、時期にあわせて訴求したい商品で活用しやすいでしょう。

検索結果上で商品やブランドを目立たせたい

特定のキーワードで検索しているユーザーに対して、検索結果ページ上部でバナーを表示したい場合は、検索キーワードターゲティングが活用しやすい配信方法です。

商品名だけでなく、カテゴリ名や用途、ギフト需要に関連するキーワードで検索しているユーザーに向けて、ブランドや商品を視覚的に訴求できます。

検索結果上での視認性を高めたい場合や、競合商品と比較されやすいカテゴリで印象づけたい場合に向いています。

一度来訪したユーザーに再アプローチしたい

商品ページを見たものの購入しなかったユーザーに対して、再度接点を作りたい場合は、属性・行動ターゲティングを活用しやすいでしょう。

一度商品に興味を持ったユーザーへバナーを配信することで、再来訪や購入検討のきっかけを作りやすくなります。

購入を迷いやすい高単価商品や、比較検討されやすい商材では、再接触の機会を作ることが重要です。

既存顧客・休眠顧客にリピート購入を促したい

消耗品や食品、日用品のようにリピート購入が見込める商品では、既存顧客や休眠顧客への配信も有効です。

属性・行動ターゲティングを活用すれば、過去に購入したユーザーや一定期間購入していないユーザーに対して、再購入のきっかけを作りやすくなります。

定期購入やまとめ買い施策と組み合わせることで、継続購入を促しやすくなるでしょう。

TDA広告の効果が出にくいケース・よくある原因

「楽天 TDA広告 効果悪い」と検索される背景には、配信しても売上につながらない、費用対効果が見えにくいといった不安があります。

ただし、TDA広告そのものが効果の出にくい広告というわけではありません。

配信方法ごとの特徴を理解せずに設定したり、目的に合わない指標で判断したりすると、成果を感じにくくなる場合があります。

短期間の売上だけで効果を判断している

TDA広告は、認知拡大や再来訪の促進、検索結果上での視認性向上など、目的に応じて活用できる広告です。

そのため、配信直後の売上だけを見ると、期待した成果が出ていないように感じる場合があります。

特に、広告の目的が認知拡大やアクセス数の増加であれば、表示回数やクリック率、商品ページへの流入数も確認したい指標です。

検索キーワードターゲティングの場合も、対象キーワードで検索したユーザーに対してどれだけ表示され、クリックや購入につながっているかを確認する必要があります。

売上だけでなく、広告の表示からクリック、購入までの流れを見ながら判断すると、効果を見誤りにくくなります

ターゲットやキーワードが目的と合っていない

TDA広告では、配信方法に応じて設定内容を見直すことが大切です。

属性・行動ターゲティングでは、ターゲットが広すぎると購入見込みの低いユーザーにも広告が配信されやすくなります。

一方で、絞り込みすぎると配信量が伸びにくくなる場合もあります。

検索キーワードターゲティングでは、選定するキーワードが商品や訴求内容と合っていないと、検索結果上部に表示されてもクリックや購入につながりにくくなります。

認知拡大を目的にするのか、再来訪や購入促進を目的にするのかによって、適したターゲットやキーワードは異なります。

目的が曖昧なまま配信すると、費用対効果が悪いと感じやすくなるでしょう。

バナーや遷移先ページの訴求が弱い

TDA広告では、バナーの内容と遷移先ページの完成度が成果に大きく影響します。

バナーで興味を引けても、商品ページで商品の魅力や購入メリットが伝わらなければ、購入にはつながりにくくなります。

また、検索キーワードターゲティングでは、ユーザーが検索したキーワードとバナー・遷移先ページの内容が合っているかも重要です。

検索意図と訴求内容にズレがあると、クリックされても離脱につながる可能性があります。

たとえば、バナーでは「ギフト向け」と訴求しているのに、遷移先でラッピングや配送日指定の情報がわかりにくい場合、ユーザーは購入を判断しにくくなります。

バナーと遷移先ページは、同じ訴求軸でそろえておきましょう。

配信方法の役割を理解せずに運用している

TDA広告は、配信方法によって得意な役割が異なります。

属性・行動ターゲティングは、ユーザーの属性や閲覧・購買履歴などをもとに配信できるため、認知拡大や再来訪、リピート促進に活用しやすい配信方法です。

一方、検索キーワードターゲティングは、特定のキーワードで検索したユーザーに対して、検索結果ページ上部でバナーを表示できます。

検索行動に合わせて商品やブランドを目立たせたい場合に向いています。

どちらもバナー広告であるため、RPP広告のように検索結果内の商品枠へ直接表示する広告と同じ感覚で使うと、費用対効果が悪いと感じることがあります。

すぐに売上を取りたいのか、検索結果で認知を広げたいのか、過去接点のあるユーザーへ再アプローチしたいのかを整理したうえで、配信方法を選ぶことが大切です。

TDA広告を始める前に確認したいポイント

TDA広告は、配信前の準備によって成果が変わりやすい広告です。

属性・行動ターゲティングでは「どのユーザー層に届けるか」、検索キーワードターゲティングでは「どの検索キーワードに対して広告を表示するか」が重要になります。

広告の目的や訴求内容が曖昧なまま配信すると、配信後の効果検証もしにくくなるため、事前に確認すべきポイントを整理しておきましょう。

広告の目的を明確にする

まずは、TDA広告で何を達成したいのかを明確にしましょう。

目的としては、以下のようなものが考えられます。

  • 認知拡大
  • 新規ユーザーの獲得
  • 再来訪の促進
  • リピート購入の促進
  • イベントやキャンペーンへの集客
  • 検索結果上での商品・ブランド訴求

目的が決まると、属性・行動ターゲティングであれば配信するセグメント、検索キーワードターゲティングであれば設定するキーワードを選びやすくなります。

また、バナーの訴求内容や配信後に見るべき指標も整理しやすくなるでしょう。

広告に使う商品・企画を決める

TDA広告では、どの商品や企画を見せるかも重要です。

新商品、季節商品、ギフト商品、キャンペーン商品など、バナーで訴求しやすいテーマを選ぶと、ユーザーに内容が伝わりやすくなります。

検索キーワードターゲティングを活用する場合は、商品名だけでなく、カテゴリ名や用途、ギフト需要など、ユーザーが検索しそうなキーワードと商品・企画の相性も確認しておきましょう。

また、広告でアクセスを集めても、商品ページの情報が不足していると購入につながりにくくなります。

広告に使う商品は、ページの訴求内容やレビュー、価格、配送条件なども確認したうえで選ぶことが大切です。

ターゲット・キーワードと訴求内容を整理する

広告を届けたいユーザーや、広告を表示したい検索キーワードに対して、どのような訴求を行うかを事前に整理しておきます。

属性・行動ターゲティングでは、新規ユーザーに届けたいのか、過去に商品を閲覧したユーザーや既存顧客に再アプローチしたいのかによって、訴求内容が変わります。

一方、検索キーワードターゲティングでは、ユーザーが検索したキーワードの意図に合う訴求が必要です。

たとえば「母の日 ギフト」に近い検索意図であれば、ギフト対応や配送日、ラッピングの有無などが伝わるバナーや商品ページが向いています。

「誰に届けるのか」「どの検索意図に合わせるのか」「何を伝えるのか」が明確になると、バナーの内容や遷移先ページの見せ方も整えやすくなります。

バナーと遷移先ページを準備する

TDA広告では、バナーと遷移先ページの一貫性が重要です。

バナーで訴求している内容が商品ページでもすぐに確認できるようにしておくと、ユーザーの離脱を防ぎやすくなります。

検索キーワードターゲティングでは、ユーザーが検索したキーワードとバナー・遷移先ページの内容が合っているかも確認しておきたいポイントです。

検索意図と商品ページの内容にズレがあると、クリックされても購入につながりにくくなります。

たとえば、セール訴求をする場合は、遷移先で価格やクーポン内容がわかりやすいかを確認しましょう。

ギフト訴求であれば、ラッピング対応や配送日、メッセージカードの有無などが見つけやすい状態になっていると安心です。

効果を見る指標を決めておく

配信前に、どの数値を見て効果を判断するかを決めておくことも大切です。

主な確認指標には、以下のようなものがあります。

指標 確認する内容
表示回数 広告がどれだけ表示されたか
クリック率 バナーがどれだけクリックされたか
CVR 遷移後に購入につながった割合
ROAS 広告費に対してどれだけ売上が発生したか
アクセス数 商品ページへの流入が増えたか
キーワード別の成果 検索キーワードターゲティングで、どのキーワードからクリックや購入につながったか

属性・行動ターゲティングでは、セグメントごとの反応を見ることで、どのユーザー層と相性が良いかを確認しやすくなります。

検索キーワードターゲティングでは、キーワードごとのクリック率やCVR、売上を見ながら、検索意図に合った訴求ができているかを判断するとよいでしょう。

TDA広告の配信後に確認したいポイント

TDA広告は、配信して終わりではなく、結果を確認しながら改善していくことが大切です。

配信後の数値を見ることで、バナーや遷移先ページだけでなく、属性・行動ターゲティングであればセグメント、検索キーワードターゲティングであればキーワード設定の見直しにもつなげやすくなります。

配信結果を定期的に確認する

配信中・配信後は、パフォーマンスレポートで実績を確認します。

表示回数やクリック率、CVR、ROASなどを見ながら、配信目的に対して想定した数値が出ているかを確認しましょう。

たとえば、表示回数は十分あるのにクリック率が低い場合は、バナーの訴求や配信対象が合っていない可能性があります。

一方で、クリックは取れているのに購入につながらない場合は、遷移先ページの内容や価格条件、検索キーワードと商品ページのズレを見直す必要があるかもしれません。

成果に応じてバナーや訴求を見直す

配信結果を見ながら、必要に応じてバナーや訴求内容を見直します。

クリック率が低い場合は、商品画像やコピー、キャンペーン訴求を変えることで改善できる可能性があります。

属性・行動ターゲティングでは、配信しているユーザー層に対して訴求内容が合っているかを確認しましょう。

検索キーワードターゲティングでは、検索キーワードの意図とバナーの内容が一致しているかが重要です。

季節イベントや楽天の大型イベントに合わせて配信する場合は、配信時期に合わせた文言やデザインにすることも大切です

毎回同じバナーを使い回すのではなく、配信結果を見ながら訴求内容を改善していきましょう。

配信結果を次回の広告設計に活かす

TDA広告は、1回の配信結果だけで判断するよりも、テストを重ねながら改善することで成果につなげやすくなります

反応の良かったセグメントやキーワード、バナー訴求は、次回の配信でも活用できます。

逆に成果が出にくかった場合は、ターゲットやキーワード、商品選定、遷移先ページを見直す材料になります。

配信後のデータを次回の広告設計に反映することで、広告運用の精度を高めていきましょう。

まとめ

楽天TDA広告は、バナーを通じて商品やブランドの魅力を伝えられる広告です。

配信方法ごとの特徴を理解し、目的に合ったターゲットやキーワード、訴求内容を設計することで、認知拡大や購入促進に活用しやすくなります。

まずは小さくテストしながら、自店舗の商品に合う運用方法を見つけていきましょう。

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