ECマーケティングの
基礎から応用まで学べるメディア

Instagram

category-instagram

HOME > EC運営 > Instagram > 【2024年最新】Instagramのアルゴリズムについて徹底解説!

【2024年最新】Instagramのアルゴリズムについて徹底解説!

  • Instagram

Instagramのアルゴリズムとは、Instagram公式によって決められた「ユーザーの関心が高いと推察されるコンテンツを優先的に表示させる仕組み」のことです。 ユーザーの画面に表示される投稿などは、決してランダムに表示されているのではなく、アルゴリズムによって決まります。
本記事を読み、アルゴリズムについて理解を深めることで、自社投稿を多くのユーザーに見てもらえるコツを押さえましょう。

Instagramのアルゴリズムに対する考え方

アルゴリズムはInstagramの掲げるミッションと関係している

アルゴリズムを理解するためにはまず、Instagramの掲げるミッションについて理解する必要があります。
企業やサービスにはミッションやビジョンなどの理念があり、 それらに基づいた経営が行われています。Instagramでは「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」というミッションを掲げています。 このミッションに基づいてアルゴリズムは設計されており、「ユーザーと彼らの親しい人との距離」や「ユーザーと彼らの好きなコンテンツとの距離」を近づけるためにアルゴリズムが機能しているのです。

なぜアルゴリズムを理解することは重要なのか

アルゴリズムを理解することで自社投稿を上位表示させ、リーチ拡大に繋げることができます。

アルゴリズムは投稿が表示される順番に大きく関連するものであり、上位に表示されることで多くのユーザーに自社の投稿を見てもらう(リーチさせる)ことができます。リーチが拡大すると、エンゲージメントを獲得できる可能性やフォロワー獲得に繋がる可能性が高まります。

戦略的にアカウントを育成するためには、アルゴリズムを理解して施策を検討することが非常に重要です。

アルゴリズムはアップデートされるもの

また、アルゴリズムは定期的にアップデートされるため、一度理解すればOKという訳ではありません。

本記事では、20239月時点で最新のアルゴリズムについて解説しますが、今後もアルゴリズムは更新されていかれますので、アルゴリズムの更新に合わせて柔軟なアカウント運用をしていきましょう。

アルゴリズムの仕組みについて

ここからは、実際にアルゴリズムの仕組みについて解説します。

アルゴリズムは、「シグナル」と呼ばれる、いいねやコメント、ユーザー属性など様々な要素が関連した情報に基づいて決定されます。

シグナルは1000個以上存在し、その1000個以上あるシグナルのうち特に重要なものがInstagramから公表されています。

また、シグナルは4つの投稿表示場所(フィード/リール/発見タブ/ストーリーズ)によって異なります。

Instagramから公表されているシグナルは主に以下のようなものがあります。

Instagramシグナル一覧表

これらのシグナルのうち、どのシグナルを重視するべきかについては投稿表示場所によって異なります。
以下は、投稿表示場所ごとにどのシグナルが重視されるかをまとめた表です。

投稿表示箇所ごとのシグナル

自社投稿をどの場所で上位表示させたいのかを明確にすることで、重視するべきシグナルを知ることができ、その結果施策へとつなげることができます。

また、投稿表示場所ごとにシグナルの特徴があるため、解説していきます。

フィード投稿で重視されるシグナル

フィード投稿ではユーザーのアクティビティや投稿/投稿者に関する情報、特定の利用者とのやり取りの履歴などのシグナルが重視されます。

特定の利用者とのやり取りの履歴については、お互いのフィード投稿にコメントをしているかどうか、DMにてやり取りがあるかなどが重視されます。

ストーリーズで重視されるシグナル

ストーリーズでは主に、ストーリーズに対するアクティビティ(閲覧やアクション)、関係の近さが重視されます。これらのシグナルによって、ユーザーにとって質の高い投稿と判断された投稿は、ストーリーズ表示場所の左側に表示されます。

リールで重視されるシグナル

リールで重視されるシグナルはフィード投稿と同じものであり、「閲覧者とのやり取りの履歴」もシグナルの一部として公開されています。 しかし、フィードと比較して、リール投稿はユーザーと関係の浅いユーザー(の投稿)が表示されることが多いようです。
また、投稿に関する情報についてはエンゲージメント(いいね/コメント/保存/シェア)だけでなく、動画で使用されている音楽などもリールに関する情報に含まれます。

発見タブで重視されるシグナル

発見タブで重視されるシグナルも、フィード投稿と同じものが公表されています。

異なる点としては、「ユーザーのアクティビティ」について、どんな内容の投稿にアクションを起こしたかだけでなく、投稿のタイプ(画像/動画/複数枚投稿なのか1枚の投稿なのか)なども、このシグナルの要素に含まれます。

以上がアルゴリズムの基となるシグナルの紹介になります。アルゴリズムを考えるうえでシグナルの理解は重要ですので、必ず押さえておきましょう。

自社投稿を上位に表示させるには

シグナルという概念をもとに、次は自社投稿を上位表示させる方法について考えていきましょう。

自社投稿を上位表示させるには主に以下3つの意識が重要です。

フォロワーの求める質の高いコンテンツを投稿する
フォロワーの求める質の高いコンテンツを投稿することによって「ユーザーに届けるべき投稿」と判断されやすくなります。
この意識は以下のシグナルを押さえていく上で重要です。
・ユーザーのアクティビティ
・投稿に関する情報
・エンゲージメントの履歴
・投稿者に関する情報
フォロワーの求めるコンテンツ内容を意識して投稿を継続することで、上記のシグナルが改善されるでしょう。

初速でエンゲージメントを獲得する
エンゲージメントの数だけでなく、エンゲージメント獲得の「初速」(投稿後いかに早くエンゲージメントを獲得するか)は非常に重要です。初速でエンゲージメントを獲得すると、「ユーザーに届けるべき投稿」と判断されやすくなります。
この意識は以下のシグナルを押さえていく上で重要です。
・投稿に関する情報
・投稿者に関する情報

ユーザーとのコミュニケーションを図る
DMやコメント等でユーザーとのコミュニケーションを図ることによって、「ユーザーに届けるべき投稿」と判断されやすくなります。
この意識は以下のシグナルを押さえていく上で重要です。
・ユーザーのアクティビティ
・特定の利用者とのやり取りの履歴
・関係の近さ

上記のことを意識することによって、シグナルから「ユーザーに届けるべき投稿」と判断され、上位結果に表示されることができるのです。より具体的な施策について気になる方は、別記事で公開していますので、ご覧ください。
★フィード投稿の詳しい記事はこちら
★リール投稿の詳しい記事はこちら
★ストーリーズの詳しい記事はこちら
※発見タブについての記事は今後更新を予定しています。

Instagramの専門家に依頼するのも一つの手段

アルゴリズムは明確にされていない部分が大きく、アップデートの情報をリアルタイムにキャッチアップすることも困難です。もし自社での運用に困った際にはInstagramの専門家にお任せするのも一つの手段です。

弊社では、アルゴリズムに基づいたInstagramの運用をサポートしており、特にEC×Instagram事業のサポートを得意としています。ご興味がございましたら、こちらからお問い合わせください。

まとめ

いかがでしょうか?

正しいアルゴリズムについてのもとで、自社投稿へのリーチを増加させ、自社アカウント運用改善に活かしましょう。

また、アルゴリズムは変化するため、常に最新の情報をキャッチすることを心がけましょう。弊社のコンテンツでは今後もInstagramの最新情報を発信いたしますので、引き続きチェックいただけると幸いです。

Recommend

関連記事