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【Instagram】インスタのフィード投稿とリール投稿ってどっちがいいの?

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EC売上を伸ばすためにInstagramを活用されている方は多いと思います。
主要な投稿形式には短尺動画(ショート動画)を用いて投稿するリール投稿と、画像をメインとして投稿するフィード投稿などがありますが、「フィード投稿とリール投稿ってどっちがいいの?」という疑問を持たれる方や、迷いながら投稿されている方が多いのではないでしょうか。

一口に「いい」と言っても様々な比較ができ、例えば以下のような項目が一般的な比較項目かと思います。

・エンゲージメントが高いかどうか
・フォロワーが増えたかどうか
・EC売上につながったかどうか

上記のような基準のもとで、アカウントを運用する上で、リール投稿とフィード投稿どっちがいいかについて、詳しく解説します。

フィード投稿とリール投稿どっちがいいの?

フィード投稿とリール投稿どちらを投稿すべきかという点は、弊社のお客様から頻繁にご質問を頂く内容です。本記事ではこちらの質問について丁寧に解説します。

時代はリール投稿?

「リール投稿とフィード投稿どっちがいいの?」という論争は様々な記事で繰り広げられており、「時代はリール投稿」という記事も多くあります。

近年、ユーザーが「タイパ(タイムパフォーマンス)」を求める傾向があり、短い動画で情報を得ることができるため、短尺動画(ショート動画)が流行しています。そういった観点では、リール投稿の勢いがフィード投稿を上回っていると言えます。

また、フィード投稿のインプレッション数は下がっていることがデータとして示されています。以下の折れ線グラフは、SINIS(サイニス)というInstagram分析ツールに登録されているアカウントの「フィード投稿のインプレッション数」の合計・平均推移で、フィード投稿のインプレッション数は減少傾向にあることが伺えます。

フィード投稿インプレッション数推移
(引用:https://tetemarche.co.jp/column/sakidachilab02)

どっちがいいかは「誰に届けたいか」によって変わる

先述した情報から、「フィード投稿よりリール投稿の方がいいのか!」と思った方もいらっしゃると思いますが、実情は異なります。結論、どっちがいいのかは、が情報を「誰に届けたいか(メインターゲットは誰か)」によって変わります。Instagramマーケティングの特徴

 

リール投稿は誰に届けたいときに投稿するの?
リール投稿は、例えば以下のようなユーザーに届けたい場合に優先して投稿しましょう。

・商品を認知していない潜在層
・商品の詳細な機能までは知らない認知層

リール投稿はフィード投稿よりも非フォロワーへの拡散力が高いため、上記のような新規顧客になり得るようなユーザーに届けたい場合に有効な投稿になります。

フィード投稿は誰に届けたいときに投稿するの?
フィード投稿は、例えば以下のようなユーザーに届けたい場合に優先して投稿しましょう。

・商品に対して興味を持っている層
・商品購入を検討している層
・すでに商品を購入したことがあり、リピート・他者への推奨を促したい層
フィード投稿は既フォロワーに対しての情報発信がメインとなりますが、潜在〜興味関心を持つ層に加え、すでに商品を購入したことがある層も含めた幅広い層に向けた情報発信が有効な投稿です。

このように、届けたいユーザーによって優先すべき投稿は異なります。「企業アカウントが投稿を誰に届けたいのか」を再考し、優先して投稿するのはリール投稿なのか、フィード投稿なのかを決定しましょう。

また、優先するべき投稿は届けたいユーザーによって異なりますが、どちらか片方のみの投稿をするだけではアカウント育成につながりにくいです。ここから紹介するリール投稿・フィード投稿の特徴や強み、適した投稿内容を踏まえて両投稿の投稿計画を立てましょう。

フィード投稿/リール投稿の特徴

まずはフィード投稿/リール投稿の特徴について説明します。

フィード投稿/リール投稿では、投稿の素材・掲載場所・機能が異なります。

フィード投稿/リール投稿の特徴

フィード投稿/リール投稿の強み

まずは、フィード投稿/リール投稿の強みについて説明します。

フィード投稿の強み

(ア)複数の画像・動画で商品の魅力を訴求できる

フィード投稿では複数の画像・動画を使用できるため、商品の魅力を最大限に伝えることができます。リール投稿などのように動画の再生時間や音声の有無に左右されずに自分自身のペースで投稿を閲覧することができる点は、フィード投稿の最大の特徴です。

(イ)フィード投稿の内容はアカウントの第一印象を決める

プロフィール画面を開いて最初に表示されるのは「フィード投稿」の画面です。そのため、フィード投稿はアカウントの「顔」となり、ユーザーにとってのアカウントの第一印象を決めます。リール投稿を注力して行う方も、フィード投稿があまりに少ないと、フォワー獲得につながりにくくなってしまう可能性もあるので、優先すべきはリール投稿としつつ、フィード投稿も定期的に行いましょう。

フィード投稿を充実させることで、アカウントの第一印象は良くなり、フォローされる確率は高めることができます。逆に、プロフィール画面を見て、投稿数が少なかったり、トーンマナーが統一されていなかったりすると、ユーザーがアカウントへの興味を失うきっかけとなってしまいますので注意が必要です。

リール投稿の強み

(ア)拡散力が高いため、非フォロワーに届きやすい

リール投稿は先述の通りインプレッションが高まりやすいという特徴があります。特に、フォロワー数が少ないアカウントや認知度の低い商品を扱うアカウントの場合、非フォロワーに投稿を届け、まずはアカウント・商品を認知させることが重要です。

(イ)全画面表示での動画投稿ができる

リール投稿は、スマホの全画面表示での動画投稿ができます。スマホの画面いっぱいに自社投稿を表示させることが可能なので、テレビのCMのように自社商品の魅力を画面上で最大限に伝えることが可能です。

その際に、元の動画がスマホ画面のサイズに最適化されていないと全画面表示されませんので注意が必要です。

(ウ)発見タブでの1投稿当たりの画面占有率が高い

発見タブを開くとお分かりいただけますが、リール投稿は発見タブでの1投稿当たりの画面占有率が高いです。

リール投稿画面占有率

そもそも、発見タブとはユーザーのアクションを元にユーザーの興味・関心にパーソナライズされた画面であるため、表示されることで投稿・アカウントに興味を持ってもらえる確率は高いです。その中で、リール動画はフィード投稿よりも1投稿当たりの画面占有率が高いため(上図参照)、よりユーザーにタップしてもらえる確率は高まります。

以上がフィード投稿とリール投稿の強みになります。それぞれの投稿に強みがありますので、アカウント運営の目的やそれぞれの強みを理解した上で投稿形式を選ぶようにしましょう。

フィード投稿/リール投稿に適している投稿内容

最後に、フィード投稿/リール投稿に適している投稿内容についていくつか例を紹介します。

今回はECサイト運営を行う方にフォーカスした投稿内容を紹介するので、「フィード投稿/リール投稿どっちがいいかな?」と迷った際には是非参考にしてみてください。

フィード投稿に適している投稿内容

フィード投稿に適している投稿内容には以下のようなものがあります。

(ア)商品紹介まとめ

商品紹介の場合、画像+テキストの形式で複数枚投稿できるフィード投稿が適しています。

商品紹介の投稿をする際には、ショッピング機能(ユーザーを投稿からECサイトへ遷移させる機能)を使用することをおすすめします。

ショッピング機能の詳細についてはこちらをご覧ください。

(イ)情報量の多い投稿

フィード投稿ではテキスト・画像・動画と、さまざまな表現を用いて発信したい内容を伝えることができるため、一投稿で多くの情報をユーザーに届ける必要がある場合は親和性が高いです。

例えば、お花を扱うECサイトであれば「お花の育て方」や「○○(イベント名)におすすめなお花〇選」などの知識・情報を発信する投稿や、セールやイベント実施などのキャンペーン施策などが情報量の多い投稿に当たります。

自社のカテゴリで発信できそうな内容を検討し、投稿してみると良いでしょう。

リール投稿に適している投稿内容

次にリール投稿に適している投稿内容について説明します。

(ア)動画での商品紹介(商品数が少ない場合)

フィード投稿に適している投稿内容でも商品紹介を挙げましたが、商品数が少ない場合はリール投稿での投稿もおすすめします。

「新生活におすすめ商品3選」や「母の日ギフトにおすすめ商品3選」など、テーマを決めて数商品を紹介するリール投稿が一般的です。

(イ)HOWTO投稿(商品の使い方、ライフハック、レシピなど)

HOWTO投稿はリール投稿との親和性が非常に高いです。短い動画で、日々の暮らしに役立つような情報を得られることから、多くのHOWTO投稿でエンゲージメントが高まっています。

また、EC商材とHOWTO投稿の親和性は非常に高いといえます。EC商材は、実際に手に取って購入することが難しいため、HOWTO投稿で商品を使用する動画を投稿することで、ユーザーに使用イメージを持たせることができます。

以上がフィード投稿/リール投稿に適している投稿内容となります。フィード投稿/リール投稿どちらで投稿するかを選ぶ際の参考にしてください。

まとめ

いかがでしょうか?フィード投稿/リール投稿どっちがいいかは、企業アカウントの投稿を「誰に届けたいか」によって変わります。また、どちらか一方の投稿のみをすることはアカウントの育成につながらないため、それぞれの投稿の特徴や強み、適した投稿内容を参照し、投稿計画を立てましょう。

また、フィード投稿/リール投稿のそれぞれに特化した、より詳しい情報は以下記事をご参照ください。

https://dinnovation.jp/blog/category-instagram/instagram-feed/

https://dinnovation.jp/blog/category-instagram/instagram-reels/

魅力ある投稿をし、ECサイトへの流入を増加させることで、売上増加を目指しましょう。

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