楽天市場の外部リンク申請のやり方とは?ルール・手順・NG例を整理して解説
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楽天市場で店舗を運営していると、ブランドサイトや商品説明ページ、動画コンテンツなど、楽天市場の外にある情報へ案内したくなる場面があります。
ただし、外部リンクは自由に掲載できるわけではなく、ルールを理解しないまま設置すると審査落ちや規約違反につながるおそれもあります。
この記事では、「外部リンク申請をしたいけれど、どこから申請すればいいのかわからない」「どんなリンクなら通りやすいのか知りたい」――そんな担当者に向けて、楽天市場の外部リンク申請を実務目線でご紹介します。
Contents
楽天市場の外部リンク申請とは?
「外部リンク」とは、楽天市場以外のサイトへリンクするURLを指します。
楽天市場では、こうした外部リンクの掲載は原則として制限されていますが、リンク先の内容や掲載目的によっては、事前に申請することで掲載できる場合があります。
この手続きが、外部リンク申請です。
商品情報の補足やブランド理解を深める情報提供など、楽天市場のページだけでは伝えきれない内容を案内したいときに活用できます。
一方で、リンク先や見せ方によっては販売誘導とみなされることもあるため、申請前に基本ルールや注意点を確認しておくことが大切です。
楽天市場における外部リンクの基本ルール
楽天市場で外部リンクを扱うときは、まず基本ルールを押さえておくことが大切です。
原則として禁止されている内容と、例外的に認められているケースを確認していきましょう。
外部リンクは原則禁止
楽天市場では、店舗運営に関わる各種ページや機能に、楽天市場以外のURLを自由に記載することはできません。
対象となるのは、たとえば以下のような箇所です。
- 自店舗ページ
- R-Mail
- サンクスメール
- レビュー返信
- RMessage
このように、外部リンクは幅広い導線で制限されているため、掲載前にはルールの確認が欠かせません。
そのため、自社ECやSNS、外部フォームなどのURLを「とりあえず載せてみる」という運用は避けたほうが安全です。
無許可で外部リンクを掲載した場合は、違反点数制度の対象となる可能性があります。
運用ルールに抵触すると、店舗運営に影響が出るおそれもあるため、掲載前に可否を確認しておくことが大切です。
申請不要で掲載できるURL
一方で、すべての外部リンクが申請対象になるわけではありません。
例外的に、申請不要で掲載できるURLもあります。
たとえば、以下のようなURLです。
- 主要配送会社のWEBページ
- 主要配送会社のお荷物追跡ページ
- 公的サイトのページ
- 楽天サービスドメイン
これらは、購入者への案内や必要な情報の補足につながるURLとして、例外的に掲載が認められているものです。
外部リンクを使いたいときは、まず申請が必要なものかどうかを確認して進めましょう。
外部リンクの掲載場所
また、外部リンクは掲載場所にも注意が必要です。
商品ページ、店舗トップ、カテゴリページ、メール文面、同梱物など、ユーザー接点になりやすい場所ほど、販売誘導とみなされるリスクが高まります。
だからこそ、「どこに載せるか」と「何の目的で載せるか」はセットで考えたいところです。
外部リンク申請で認められやすいケース・禁止されるケース

外部リンクを活用したいと思っても、内容によっては申請が通らないことがあります。
ここでは、認められやすいケースと、禁止・制限されやすいケースをわかりやすく整理します。
認められやすい主なケース
外部リンク申請で比較的認められやすいのは、楽天店舗や商品への理解を補足する情報提供です。
公開情報でも、商品の使用方法や説明、自店舗の紹介動画などは、条件を満たしたうえで許可対象になり得るとされています。
たとえば、次のようなケースは申請対象として検討しやすいでしょう。
- 商品の使い方や使用シーンを補足するページ・動画
- 商品仕様やブランド背景を補足する説明ページ
- 店舗やブランドへの理解を深める紹介コンテンツ
- 楽天店舗で取り扱う商品やサービスに関連する情報ページ
要するに、ユーザーの理解を助ける情報提供であり、楽天市場外での購入や申込みに直結しないことがポイントです。
また、SNSは通常の外部リンクとは扱いが少し異なります。
Instagram、Facebook、LINE公式アカウントなどへ案内したい場合は、通常の外部リンク申請とは別にR-SNSの申し込みが必要です。
SNSへの導線を検討している場合は、この点もあわせて確認しておくと安心です。
禁止・制限されるケース
反対に、禁止または制限されやすいのは、楽天市場外での取引や申込みを連想させるリンクです。
他ECサイトや自社ECへの誘導、注文フォームや申込みフォームへの遷移は、販売誘導と判断されやすく、特に注意が必要です。
たとえば、以下のようなケースは掲載できません。
- Amazon・Yahoo!ショッピング・自社ECなど他販路への誘導
- 直接購入や申込みにつながるページへの遷移
- 外部フォーム、アンケートフォーム、申請フォームなどへの導線
- 申請していないSNSや動画サイトへのリンク設置
- 内容確認ができないページや不適切なページへのリンク
- 申請内容と実際のリンク先が一致していないケース
- 必要以上にリンクを多く並べる設計
このあたりは、単に「外部サイトだからNG」というより、楽天市場外での取引誘導と受け取られたり、審査時にリンク先の内容を適切に確認できなかったりするためです。
申請前には、そのリンクが何のためのものなのか、商品情報の補足にあたるのか、それとも購入導線と受け取られかねないのかを整理しておくことが大切です。
外部リンクを活用するメリット
外部リンクを適切に使えるようになると、楽天ページだけでは伝えきれない情報を補いやすくなります。
たとえば、動画や詳しい解説ページを使えば、商品の使い方や使用シーン、質感、サイズ感などをより具体的に伝えられます。
テキストや静止画だけでは伝わりにくい内容も補いやすくなり、ユーザーが商品をイメージしやすくなる点は大きなメリットです。
また、購入前の不安を減らしやすいのも外部リンクの強みです。
「自分に合っているか」「どう使うのか」「どんな特徴があるのか」といった疑問に答えられれば、検討中のユーザーを後押ししやすくなります。
外部リンクは、単に外部サイトへ案内するためのものではありません。
楽天市場のページ内で不足しがちな情報を補い、商品理解を深めてもらうための手段として活用することで、ページ全体の訴求力も高めやすくなります。
外部リンク申請の前に確認したいポイント

外部リンク申請の前に、まず確認しておきたいのが、楽天市場内の機能やページで代替できないかどうかです。
楽天市場内で案内できる内容であれば、あえて外部リンクを使わずに済む場合もあります。
あわせて、申請したいリンク先が楽天の各種ガイドラインに違反していないかも確認しておきましょう。
▶︎外部サイトへのリンクに関するガイドラインはコチラ※RMSへのログイン必須
次に見ておきたいのが、リンク先の関連性です。
申請ページの内容が、店舗や商品、サービスに関する情報になっているかどうかは、許可判断の重要なポイントとされています。
単に外部サイトへ飛ばしたいだけの導線では通しにくく、楽天店舗で扱う内容とのつながりが必要です。
さらに、審査時点で確認できる状態になっているかも重要です。
エラー表示が出る、ページが未完成、リンク切れがある、遷移先の一部しか確認できないといった状態では、審査で差し戻される原因になります。
申請前は、次の観点で見直しておくと安心です。
| 確認項目 | チェック内容 |
| 関連性 | 商品・店舗に関係するページか |
| 表示状態 | リンク切れ・崩れはないか |
| 目的 | 情報補足か、誘導になっていないか |
| 設置場所 | ページ、メール・同梱物まで含めて問題ないか |
楽天市場の外部リンク申請の手順
外部リンク申請は、事前にポイントを押さえておくと進めやすくなります。
ここからは、RMSでの申請方法と審査後の流れを順番に確認していきましょう。
ステップ1 RMSから申請手続き
外部リンク申請は、RMSの申請フォームから進めます。
フォーム内では、分類や申請URLなど複数の項目を入力する必要があるため、それぞれの内容を確認しながら進めることが大切です。
楽天RMSトップから、店舗様向け情報・サービス>4 各種申請・設定変更>外部リンク申請を選択

次に、外部リンク申請画面から「新規申請」をクリックします。

新規登録をクリックすると、申請フォームへ進みます。

(画像引用 楽天Navi※楽天RMSログイン必須:https://navi-manual.faq.rakuten.net/contract/000040231)
申請フォームでは、主に以下の項目を入力します。
| 項目 | 入力(選択)内容・補足 |
| 分類 | 外部サイトへのリンクに関するガイドラインを確認し、申請するサイトに該当する分類を選択します。 |
| サイト名 | 申請するサイトの名称を入力します。 |
| サイト管理者 | 自社で作成・管理しているページなら「自社管理」、メーカーのYouTube動画や配送会社サイトなど自社で関与できないページは「他社管理」を選択します。 |
| 申請単位 | 「単一ページ(*1)」または「URL以下(*2)」から選択します。許可可能な申請単位と一致していない場合は不許可となるため、事前に確認が必要です。 |
| 申請URL | 申請したいURLを正確に入力します。 |
| パラメータ付URL | 内容確認用のサンプルページやテストページのURLを入力します。申請単位が「URL以下」の場合は必須です。 |
| 画面遷移の確認に必要な情報 | パスワードや問い合わせ番号、受注番号など、画面確認時に必要な情報がある場合に記載します。 |
| 備考 | 楽天側から指示があった場合のみ入力します。 |
(*1)単一ページ:特定の1ページに対してリンクを行う場合の申請単位です。外部リンクさせたいURLをページごとに「申請URL」欄へ入力します。下層ページに案内したい場合でも、URLごとに個別申請が必要です。
(*2)URL以下:ユーザーごとに案内するURLが異なる場合や、URL末尾のパラメータが変わるページに案内したい場合の申請単位です。共通となる先頭部分を「申請URL」欄へ入力し、許可後はそのURLにパラメータを追加して案内できます。

(画像引用 楽天Navi※RMSログイン必須:https://navi-manual.faq.rakuten.net/contract/000040231)
すべての項目が埋め終わったら、確認画面へ進み申請します。
ステップ2 審査〜掲載までの流れ
申請後は、楽天市場側で審査が行われます。
申請結果は5営業日以内にメールで通知されます。
ただし、申請内容に不明点があったり、リンク先の確認がしづらかったりすると、時間がかかる可能性もあります。
イベント前や販促開始前に使いたい場合は、直前ではなく余裕を持って準備しておきましょう。
また、外部リンク申請で通過したあとも、記載できるのは楽天指定URLのみという点にご注意ください。
外部リンク申請後の運用で気をつけたいこと
外部リンク申請は、承認されたら終わりではありません。
掲載後の運用でも、いくつか気をつけたいポイントがあります。
まず、承認されたURLや掲載内容は、あとから自由に差し替えられるものではありません。
リンク先の内容を大きく変更したり、別ページに差し替えたりする場合は、あらためて確認が必要になることがあります。
また、外部リンクのルールは商品ページだけに限られません。
メール文面や同梱物など、購入者との接点になる導線でも外部リンクの扱いには注意が必要です。
ページ内だけ整えていても、別の導線でルールに沿っていなければ、運用にズレが出てしまいます。
さらに、SNSへの導線は通常の外部リンク申請とは別で確認しておきたいポイントです。
InstagramやLINE公式アカウントなどへ案内したい場合は、通常の申請だけで進めず、R-SNSの扱いもあわせて確認しておきましょう。
※R-SNS概要、R-SNS申込方法どちらもRMSへのログイン必須です。
まとめ
楽天市場の外部リンク申請は、外部サイトへ案内したいときに必要になる手続きですが、実際には「申請すれば何でも載せられる」というものではありません。
原則禁止の考え方を前提に、店舗や商品に関連する情報提供かどうか、販売誘導と受け取られないか、審査時に確認できる状態かを整理しておくことが重要です。
基本ルールや注意点を押さえておけば、外部リンクは楽天市場のページだけでは伝えきれない情報を補う手段として活用できます。
必要な場面で適切に取り入れながら、ユーザーにとってわかりやすい導線づくりにつなげていきましょう。